学年ブログ

1学期「道徳講話」

今日は1学期の「道徳」のまとめとして、特別講師をお願いしている土田理佳先生の講話を1年生全員で聴きました。テーマは「 碑 ~広島二中一年生全滅の記録~ 」でした。先生が語られたお話は、あの原子爆弾によって亡くなった321人の子どもたちの記録を保護者(どんなにつらかったでしょう。。。)が後にまとめたものでしたが、ちょうど生徒たちと同じ年の子どもの話なので聴きながら涙をとめることができませんでした。

《生徒たちの感想文から》                                                           「まず最初にびっくりした。全滅という恐怖を思い知った。こんな風に同じ人間がこうも簡単に死んでしまうことがあるなんて・・・命の尊さがわかる話だった」「戦争中の子どもたちは同じ年なのにすごく働いていて、しっかりしてて自分がその場にいたらすぐ弱音をはいていたと思います。次に産まれてくる子にちゃんと戦争や原爆のことを教えていかないといけないと心から思いました」「戦争で死んだ人は死にたくて死んだんじゃない。今の子どもたちは「死ね」とか「消えろ」とか言うけど、そんな言葉が存在することじたいおかしいと思った」                                                                           先生には月に1度「 心花音 ~しんかおん~ 」という手作りの道徳便りを発信していただき、学期の最後には今日のように全員に講話をしていただくことになっています。日々の学習の中に今日のような講話を聴けることは、とても意義深いことだと改めて感じました。

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