• TOP
  • What's New

【薬学・医療系進学コース2年】道徳教育プログラムを受講しました

ロングホームルームの時間に、大日本住友製薬株式会社の道徳教育プログラム「科学技術と人の幸せ」という生命倫理に関する授業を受講しました。
この授業は、生命や倫理など答えが出ないテーマに対して、企業講師と教員がコラボレーションしながら展開していくもので、他者の意見や自らと異なる考えを受け入れながら、自分はどう判断するのかを考え、自分なりの意見を導き出す道徳的実践力の育成を目指すものでした。
具体的には、「遺伝子診断を受けるか否か」が今回のテーマで、架空の薬剤・遺伝子・病気を用いてストーリー映像を視聴し、同じ状況に自分がなった時にどの選択をするのかを考え、チームで意見交換し、発表をしました。最初はどの生徒も同じような意見を持っており、話し合いが広がらなかったですが、「もし今の立場ではなく、自分が親になり子どもが居たらどう考えるか」や「自分ではなく、親や兄弟に遺伝子診断を勧めるか」などの話題を振ると、どの生徒も急に顔つきが変わり、真剣に悩みだした様子が印象的でした。
医療従事者を目指している本コースの生徒にとって、これから様々な選択を迫られる場面に出くわすことになります。その時に、自分なりの正しい判断ができるようになればと思い取り組んだ授業でしたが、予想以上に大きな影響を与えられた授業となりました。
yakui1.jpg
yakui2.jpg
yakui3.jpg
yakui4.jpg
yakui5.jpg
yakui6.jpg