【ソフトテニス部】 夏合宿実施報告

8月1日(水)~4日(土)の3泊4日で、福井県越前町にてソフトテニス部夏合宿を実施しました。例年夏休みを利用して、1日中テニスに没頭し技術力を上げることはもちろんのこと、チームメイトと起居を共にすることで、結束力を高めたり、他のお客様がいる施設を利用することで、社会のマナーや人間力を高めることを目的として強化合宿を実施しております。今年度は生徒34名(男子27名、女子7名)と教員4名、計38名で伺いました。
 
 
 合宿場所はオムニコート4面の非常に広々とした空間で、子供たちは思う存分練習に励むことができるようになっています。例年暑さによる熱中症による体調不良者が多いのですが、今年度は大阪が猛暑ということもあってからか、比較的過ごしやすく体調不良や、大きなけがをした生徒はいませんでした。

 
 練習内容としては、今年度は初めて部員を1軍~3軍に分け、レベルによって合宿のテーマやメニューを変えるようにしました。1軍は実戦練習を多めにすることで、試合を通して課題を見つけ、その課題をつぶす練習を部員同士で相談して決めるようにしました。2軍は1軍に追いつくために、基礎技術の質を高め、後半では試合を意識した応用練習に取り組みました。3軍は初心者が多いので、基本メニューを徹底することでフォームを安定させたり、声を出すなど、チームとして大切にしている部分をできるようなメニューにしました。軍によって質、量に差はありますが、どの軍も自分にできることを一生懸命取り組んでくれていたと思います。

 
 夕食後は勉強の時間を設けることで、疲れているときでも机に向かう習慣づけをしたり、ミーティングの中ではチームの目標「近畿大会で勝てるチーム」を達成するための具体的な行動81マスを話し合ってもらいました(プロ野球選手大谷翔平が高校時代にやっていたもの)。写真にもあるようにテニスに直接かかわるものから、あいさつなど人として大切になることなど、目標達成に必要な項目が数多く上がり、この代ではこういった行動を徹底的に実践することで、今後の大会で結果を出していきたいと考えております。

 
 この3泊4日はすべてが順調に進めばよかったのですが、先輩から後輩に、教員から生徒に指導する場面も多く、そのたびに子供たち同士で話し合う姿がたくさん見られました。しかし、この合宿を通して子供たちは人間としてよく成長し、技術に関しても成長できるきっかけになったと思っています。夏休み中には練習試合や公式戦も数多く実施されます。この合宿で得たことがそういった様々な場面で発揮できれば意味のある4日間だったことでしょう。

 
 最後になりましたが、この合宿に費用面でなどでご協力いただきました保護者様、宿泊施設で親切な対応をしてくださいました関係者の方々、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


練習風景.jpg



練習風景2.jpg



練習集合写真.jpg



晩御飯.jpg



ミーティング.jpg



81マス.jpg



帰りの集合.JPG