【ソフトテニス部 男子】 男子団体近畿大会出場決定!!

本日6月3日(日)舞洲テニスコートにて春季大会男子団体戦中央大会が実施されました。今大会は予選ブロックを通過したチームのみで行われるトーナメント形式の大会で、上位12チームに入ると7月末に実施されます、近畿大会の出場権を手にすることができます。我々は毎年この大会で近畿大会に出場するために1年間努力してきており、何が何でもベスト12に入りたいところでした。

 
 
 結果としては、常翔学園高校過去最高の結果、大阪ベスト8に入り見事近畿大会への出場権を獲得することができました。ベスト16がけの対河南高校は我々顧問にとって非常に想いの強いものでした。、数年前に当時、近畿大会に行ける力がありながらも、ベスト16のがけで河南高校に敗れ近畿大会の出場を逃したという苦い経験があり、生徒には「この対戦はめぐりあわせかもしれないから、私たちが過去達成できなかった、悔しさを晴らしてほしい」と伝えてありました。選手たちはその想いにしっかりと答えてくれ、1試合目から強い気持ちで戦ってくれ、相手を寄せ付けませんでした。この試合は顧問として本当に感謝しかありません。ベスト8をかけた戦いでは、いざ近畿大会が目の前に見えたとき、勝ち急いでしまい、ミスする場面もありましたが最後は気持ちを落ち着かせ、しっかりと勝ち切ることができました。
 
 
 今大会で男子は個人、団体戦ともに近畿大会に出場します。これは常翔学園高校初の快挙です。高校からソフトテニスを始めた生徒もいて、途中部活動をやめたいといってきて生徒もいたり、技術はあるものの精神的に弱く思い悩む生徒もいたりと、近畿大会までの道は楽なものではありませんでした。しかし、日を重ねるにつれて、怒られたり、話し合ったり、悔し涙を流したりしながら、技術はもちろん、人間的にも成長し、心技体がそろった状態まで成長することができたと思っています。それができたのも、キャプテンを筆頭に「絶対に勝ちたい」という思いが部員全員共通で持てたからです。この代は本当によく頑張ってくれました。顧問として本当に誇りに思います。

 
 来週からは次の代にバトンをわたし、近畿大会までは「チームのため」から「自分たちのため」にテニスを楽しんでもらいたいと思います。もちろん近畿大会は勝ちに行くので、練習を緩めるつもりはありません。ですが今までやってきたことに自信を持って、最後まで走り切ってもらいたいと思っています。後輩たちはこの先輩たちが作ってくれた伝統を引き継がないといけません。プレッシャーはあるかもしれませんが、それを跳ね除けるだけ練習を重ね、来年も近畿大会の出場権を手に入れたいと思います。

 
 最後になりましたが、男女合わせまして今日までこの学年を応援してくださいました保護者様、卒業生の方々、先生方、本当にありがとうございました。多々ご迷惑おかけしたかもしれませんが、子供たちは本当によく成長してくれたと思います。この経験をしっかりと今後の人生に生かしてもらえるように、引退、卒業までテニス部顧問として見届けていきますので、今後ともご協力の程よろしくお願いいたします。

 
 
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